3-way SLIでハイエンドPCを作ろう! その後
3万超えた! やった第3部完!
ここでGTX285の3-way SLIでハイエンドPCを組もうかななどと考えている方に、私の悪戦苦闘記を読んでいただければと思います。
1.物理的に刺さらない
私はまずこの壁にぶち当たりました。私が購入したビデオカードはPalit製のGTX285 OCモデルだったのですが、3-wayしようとすると物理的に干渉して死んでも刺さらない。P6T(マザーボード)の設計上PCI Express x16スロットは一番下のソケットの下に電源スイッチとかUSBコネクタとかが並んでいるのですが、ここにケーブルを刺すと見事にファンの部分が当たりケーブルをちぎるかマザーボードだけを取り出して刺すかしないと刺さりません。っていうかそもそもビデオカードの裏に出っ張ってるネジとファンが干渉してGTX285を2枚連結するだけで干渉して刺さらないんですけどね!
2.ファン取り外しへの道
物理的に刺さらないのならば干渉している部分をとっちゃえばいいということで、ボードはどうにもならないから冷却ファンを取り外しちゃえ! と、ネジを抜いてファンをゴミ箱へポイ。見事ヒートシンクのみのGTX285が完成。こうなりゃ怖いものはなく、すぐに3-wayシステムが構築できました(ここで認識しないとかいろいろ問題が起こりましたが原因不明で直ったため割愛)。んが、ファンレスにするとちょっと回すだけで105度を記録。これはGPUの耐久限界温度であり、この温度で使い続けるとぶっ壊れる値です。お湯沸くし。しかも105度になると勝手にダウンクロックして温度下げようとするため、それに引っ張られて3-way全体のスコアが低下するという悪夢のような事態。GPUが異常な温度を出すわベンチは伸びないわで散々な思いをした結果、「別途ケースファンを買ってなんとかして取り付けちゃえばいいんじゃ?」という結論に至りました。しかし厚いファンを買っても取り付けられないので、いろいろ試した結果6cmで10mm幅、4800rpmのファンを発見(これを発見する前に15mm幅のファンを4枚買って4枚とも物理干渉でぶち壊して5000円が露と消えたたことは割愛)。これをヒートシンクへアロンアルファで直付け。
そして現在どうなっているかというと
もちろん付属のファンを取り外している時点でメーカー保証の対象外なわけですが、フォースの前に法など無力。
皆さんもGPUを魔改造して楽しいハイエンドライフをたのしみましょう!