電音

 マランツのSA8001が50210円という価格だったので、STAXSRM-006tAを売り払ったお金(47000円)をそのまま流用して購入。ビックポイントを含めると定価の半額以下。すごいぞビック。株価は25000円台まで下がったけど。家に帰ってさっそくSTAXSRM-007tAと接続。
 ちなみにそれまで持っていたパイオニアのDV-610AVはSTAXパワーユニットと直つなぎすると無茶苦茶ホワイトノイズがしてクラシックの無音部分なんて聞けたもんじゃなかったので間にAT-HA25Dを光ケーブルでつなぎ急場をしのいでいたのですが、それをオーディオ好きの人に言ったら「は?」という顔をされ、「STAXはCDプレーヤーに直つなぎしないと駄目だしそのDACだとそれ自体がボトルネックになるしでSTAXの人が泣くよ」と言われてしまいとても悲しい思いをしていたのですが、SA8001と繋いだらあら不思議、ホワイトノイズがしませんよ!? あと今までのシステムだと何を聞いても聞こえていた波打つような空気の音がSA8001にした途端消えました。気になって調べてみたらどうも空気の音ではなくAT-HA25Dが出すノイズのせいだったようで(参考)、マランツ様々です。
 で、せっかくなのでCD/SACDのハイブリッドディスクを使いABXテストを行った……のですが、聞き分けられるには聞き分けられるけど鈴の音とかトライアングルの音でしか判別できない! 他の音色ではほとんど判別不能。私の耳はいよいよ持って糞耳のようです。本気で集中してもWAVファイルと192Kbpsエンコmp3ファイルの区別つかないし。
 ま、いろんなノイズが消えたからいいか。


 で、今後DV-610AVはDVDやmp3プレイヤーとして使うとしてもAT-HA25Dをどうするか……などと考えていたのですが、ふと私の目の前にある物体が目にとまりました。パソコンです。
 私のメインマシンは予算と値段の兼ね合いでDELLのINSPIRON 1501なのですが、このパソコンはサウンド機能が糞も糞で、曲を聴いているとプチプチノイズが頻繁に入り、その頻度はもはや聴いていられないレベル。これはこのマシンを買ってしまった多くの人に共通の課題らしく、価格.comでもこのようなスレが立つ始末。まあ、VistaかつOffice Pro付で12万だからしょうがないかと思って今の今まで我慢していたのですが、AT-HA25Dが余った今「これってもしかしてAT-HA25Dで直るんじゃね?」という考えを思いつきました。早速ヘッドフォン端子からケーブルでAT-HA25Dに繋ぎ、ultimate earsの10 proを接続。そして恐る恐る聞いてみると……おお、音がよくなった!
 というわけでAT-HA25Dはパソコン専用のヘッドフォンアンプとして活躍することになりました。


 ちなみにこの状態を見た友人に「もう何が何だかよくわからない」と言われました。俺もわからない。